この記事を読んで実践すると、
やる気の出なかった物事でもやる気が出るようになる
目標達成率が大幅に上がる
友人や家族との親密さが増す
このようなメリットが得られます。
そうなる理由と具体的な手法については、この後わかりやすく解説していきます。
あなたには、達成したくて頑張ろうとしても、なかなか上手く行かなかったり諦めてしまった夢や目標はありますか？
「副業で稼ごうしているが、上手くいかなくてやる気が出ない」
「ダイエットしようとしたが、誘惑に負けて諦めてしまった」
など、モチベーションが上がらなかったり、挫折してしまった目標は誰しもあるでしょう。
そんなときは、自分に約束し他人を頼れば、やる気が湧き、目標を達成できる可能性が大幅に上がります。
今回は、自分に約束することでやる気を出す「他者へのプレコミットメント」の具体的なやり方をご紹介します。
プレコミットメントと聞くと、中には「そんなこと知ってるよ」「すでにやって上手く行かなかったよ」という方もいるでしょう。
ですが、実は「効果的な実践法」や「重要な注意点」を知らない方、知らずに失敗している方が多く、そのせいで効果が半減しているので、その点も交えて解説していきます。
他者へのプレコミットメントとは
「プレコミットメント」とは、自分が望ましい行動を取れるように、事前に自らに約束する仕組みを作ること。
「事前に決めておく」ことで誘惑や怠け心に打ち勝ち、目標達成や習慣化をサポートする手法です。
それを「他者」に対して宣言し、誘惑や衝動に流されるリスクを減らし、自己コントロールを強化するのに使うのが「他者へのプレコミットメント」です。
例えば、
・ダイエットして5kg痩せることを友達に宣言する
・家計管理をして毎月5万円ずつ貯蓄することを家族に宣言する
など、他者に宣言し約束することで、目標達成や習慣化をするのに効果的な手法です。
しかし、ただ宣言するだけでは効果が薄いので、この後に紹介する「実践法」と「注意点」を守るようにしましょう。
他者へのプレコミットメント実践法
他者へプレコミットメントする前に、事前に守るべき簡単なルールが3つあります。
ルールを守らないと効果が薄くなるだけでなく、挫折する可能性が高まってしまうので、ルールを事前確認しておきましょう。
現実的で達成可能なプレコミットメントを設定する
無理のない範囲で達成可能な目標を設定し、現実的なプレコミットメントを作ることが大切です。
「1ヵ月で10kg痩せる」
「今月中に今までの2倍稼げるようにする」
など、実現が困難な目標を立てると挫折して終わるだけなので、実現できる範囲で目標を決めましょう。
小さな成功体験を積み重ねて自信をつける
プレコミットメントは、小さな目標から始めて成功体験を積み重ね、自信をつけながら徐々に高い目標へ移行していくことで、やる気が持続し、最終的な目標達成率が大幅に上がります。
例えば、
・運動であれば、「まずは1週間だけ、継続できるよう毎日10分だけ行う」ようにし、成功したら「今度は2週間毎日15分だけ運動をする」など、徐々に目標設定を高くしていく
・副業であれば、「まずは5千円稼ぐこと」を目標にして、実際に稼げるようになったら「次は1万円稼ぐこと」を目標にする
など、ちょっと頑張れば達成できる目標から始め、「自分でもできる」と自信を付けながら少しずつ目標を高くしていくことが大切です。
達成できなかった場合のリカバリープランを用意する
目標が簡単に、必ず達成するとは限らないのが人生。
何かを成し遂げようとするときには、障害や上手くいかない状況も発生します。
計画通りに進まなかった場合に備え、立て直すための対策も考えておくことで、柔軟性を保てます。
例えば、
・ジムに行けなかった日には、自宅での軽いトレーニングを代わりに行う
・貯金が思うように進まないときは、無駄遣いを削減するために家計管理を見直す
など、上手くいかないときの対策法を事前に決めておくことも重要です。
他者へのプレコミットメントの注意点
事前ルールを設定すれば、後はそれを他者に宣言し自分に約束することで、目標達成率は大幅に上がります。
しかし、他者にプレコミットメントした後にも2つの注意点があります。
それに気を付けないと、せっかく宣言しても挫折しやすくなってしまうので、意識して実行してみてください。
よくコミュニケーションを取る人に行う
プレコミットメントを行う相手は、よく連絡を取り合ったり、会う機会のある友人や家族、職場の人などに対して実行しましょう。
ほとんど面識のない相手やコミュニケーションを取らない相手に行っても、「経過や結果がどうなったか相手に知られる機会がない」ので、ズルをしたり諦めてしまいやすくなります。
一番オススメは、「コミュニケーションを取る＋尊敬できる人や好きな人」にプレコミットメントすること。
尊敬する相手や好きな相手に行うことで、「ちゃんとやっていないことを知られて、この人からの評価を落としたくない」と、よりやる気とモチベーションがアップし、目標達成しやすくなります。
尊敬できる人や好きな人がいない場合は、「コミュニケーションを取る相手×大人数」という形で、会話をする間柄のできるだけ多くの人に宣言する形であれば、「身近にいる多くの人に知られている」という意識が持てるので良いでしょう。
必ず報告しフィードバックを貰う
プレコミットメントした相手に対し、自分から経過や結果を必ず報告し、可能であれば相手に「宣言してたこと、その後どうなった？」とフィードバックして貰うようにしましょう。
プレコミットメントを行っても、いつの間にか努力を怠っていたり、やらなくなってしまうことは多々あります。
プレコミットメントした相手に、定期的に途中経過や結果を報告したり、フィードバックとして確認をして貰うことで、「誰かに見られている」という意識が働くので、途中で挫折しにくくなります。
他者へプレコミットメントをすることで、今まで諦めていた目標でも達成できる可能性は大幅に上がります。
さらに定期的に報告やフィードバックを貰うことで、プレコミットメントした相手とのコミュニケーションが自然と増え、より親密さが増して良い人間関係を積み上げていけるようになります。
日常のちょっとしたことから大きな夢など、どんな目標にでも使える手法なので実践してみてください。
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