【掃除のプロが教えない】掃除機の正しいかけ方【床掃除】

掃除機をかける基本は、

・換気は掃除後にする
・同じスピードでゆっくり動かす
・ヘッドを半分ずつズラして往復(重ねがけ)する
・最後に壁を一周する
・カーペット(毛足のある物)は必ず同じ場所を往復させる

毎日やる方もいれば、週に1回という方もいる、掃除機がけ。

しかし、せっかく掃除をしても、すぐにホコリを見つけてしまって溜め息、なんてことも。

そこで今回は、掃除機がけの基本と、フローリング、畳、カーペットの掃除機がけポイントもお伝えします。

掃除機の基本的な使い方

掃除をするときに窓を開けて換気してから始める方もいると思いますが、換気をしてしまうと軽いホコリや花粉は舞い上がり、掃除機で吸えなくなってしまうので、換気は掃除後にしましょう。

掃除機をかけるスピードですが、動かすのが速いと、ゴミやホコリを吸い込む前にノズルが通り過ぎてしまい、フローリングや畳の上に残ってしまいます。
さらに、押すときにゆっくり、引くときに速い(またはその逆)場合も、取り残しが発生しやすくなります。

「掃除機はゆっくり同じスピードで前後」を心がけてみてください。

また、ノズルを横移動させながら前後に動かすと、「W」の字を書く形になり、掃除機が通っていない部分ができてしまうので、前に動かしたらノズルの半分だけ横へズラして引く、引き終わったらまたノルズを半分だけズラして押す、という流れでかけます。

「ヘッドを半分ずつズラして往復(重ねがけ)する」を心がけてみてください。

ホコリは風や人の移動で動き、壁際や部屋の角に集まっていきます。
これは掃除機がけ中も同じこと。

掃除がけを壁際から始めて向かいの壁際で終わらせてしまうと、掃除中に動いたホコリが壁際や角に残ってしまいます。

「部屋全体を掃除したら、最後に壁際を一周して壁際と角のホコリを取る」を心がけてみてください。

フローリング

溝のあるフローリングは、溝に汚れが溜まります。

溝に対して垂直に掃除機がけしてしまうと、溝の中に入っているホコリが残りがちなので、溝に対して水平に掃除機をかけましょう。

また、フローリングが合板(木目が均一で、まっすぐなのが特徴)やビニールクロスの場合は、静電気が発生しやすく、掃除機だけではホコリが残る可能性があります。


壁や床に静電気を発生しやすい合板やビニールクロスなどが使用されていると、ホコリは引きつけられていき、どんどんくっついて掃除しにくくなるのです。

出典:oh!不動産「無垢材を使う自然素材の家は静電気フリー!無垢材と静電気の関係とは?

合板やビニールクロスの床の場合は、掃除機をかけた後、ウェットタイプのフローリングワイパーで仕上げ掃除をすることをおすすめします。

畳(たたみ)

畳は、縦長方向に溝があることがほとんどなので、溝に沿って掃除機をかけましょう。

フローリングとは違い、畳と畳が合わさった隙間はT字ノズルでは取り切れないことがあるので、部屋全体を掃除した後、細口ノズルやブラシノズルで隙間を追加で掃除しましょう。

より丁寧に掃除する場合は、畳はフローリングワイパーを使えないので、濡らして固く絞った雑巾で拭くのがおすすめです。

カーペット

カーペットは毛が倒れていることがほとんどなので、一方向だけ掃除機をかけると、奥に入り込んだり、絡まったりしているホコリを取り除けません。

フローリングよりもホコリが吸い込みにくいので、掃除機をかけるスピードをよりゆっくりにし、前後に一往復してから横にズラしていきましょう。

押しているときに表面のホコリを取り除き、引いているときに奥にあるホコリを取り除くイメージです。

より丁寧にやりたい場合は、カーペットの縦方向の掃除機がけが終わったら、横方向からも掃除機がけをすると、取り切れなかったホコリや毛が取り除けるのでおすすめです。

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