【体ポカポカ術】沸かしたばかりの風呂が冬にぬるい4つの理由

冬にお風呂がぬるくなる理由は、

「お湯にするための水が冷たくなっていること」
「浴槽が冷えていること」
「体が冷えていること」
「空気中に熱が逃げること」

肌の乾燥を防ぎ美肌を保つため。風呂上りに一番体が温まるから。

様々な理由で夏でも冬でも、お風呂の温度を38~40度ほどにしている方もいるかと思います。

実際、40度を超えると肌自体が持っている保湿成分や皮脂が落ちやすくなり、40度程度の湯温のほうが、入浴後に長い時間体が温かい状態が保たれやすくなります。

それを知っていて、季節を問わず、設定温度を40度より上げない方もいるでしょう。

しかし冬になると「設定温度を変えていないのに、なんだかぬるい」と感じることはありませんか?

その理由は4つ。

「お湯にするための水が冷たくなっていること」
「浴槽が冷えていること」
「体が冷えていること」
「空気中に熱が逃げること」

どの場合も給湯器の性能や状態によりますが、主な理由はこれです。

お湯にするための水が冷たくなっていること

1つ目の「お湯にするための水が冷たくなっていること」とは。

冬期などで水温が低くなっていると、お湯を沸かすのに少し時間がかかったり、設定した温度のお湯が出ないことがあります。

また、給湯量が多いと配管の中を通る水が温まりきらず、ぬるい状態で蛇口から出てくる可能性があります

出典:レスキューラボ「お風呂がぬるい原因と対処法~故障ではなく設定の問題かも~

冬場は約1度ほど低い温度でお湯が浴槽に溜まっていくため、設定温度より低い状態になります。

浴槽が冷えていること

そして下記の内容は、本やネットであまり言及されることはありませんが、

2つ目の理由「浴槽が冷えていること」

浴槽にフタをしてお湯の温度が下がらないようにしても、冬の場合、浴槽そのものが冷えているので、張ったお湯の温度が低くなります。

体が冷えていること

そして3つ目「体が冷えていること」

入浴時に冷えた体で浸かることで、お湯の温度はあっという間に下がっていきます。

空気中に熱が逃げること

4つ目「空気中に熱が逃げること」

入浴中は浴槽にフタができないので、どうしても空気中に熱が放熱され徐々に温度が下がってしまいます。

これらの理由から、冬場のお風呂は設定温度を変えていなくても、ぬるく感じることが多いのです。

ぬるい風呂への対処法

どの原因も浴室や体を事前に温めておくことで解消はできますが、やはり効果的で簡単な対処法は「お湯の設定温度を上げること」につきます。

例えば40度のお湯に浸かりたければ、そのときの浴室内や外の温度にもよりますが、

冬場は設定温度を41~42度に上げておくことをおすすめします。

しかし、少し熱いと感じるほどの湯温は、入浴中は温かくて良いですが、交感神経が高まりやすく、入浴後に急激に血流が下がって寒さを感じやすくなります。

入浴中に丁度良いor少しぬるいと感じる湯温であれば、副交感神経が優位になり、血流が穏やかに増加してポカポカが持続するので、自分にとって丁度良い温度をいろいろ試してみてください。

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