【冷房効率が上がる使い方6選】エアコンの節電・節約の格上げ術

真夏日・猛暑日で最高気温30度、35度を軽々と超える日々が続く夏。

冷房(エアコン)が欠かせない毎日ですが、円安や燃料費高騰などで電気代が高くなり、使用する時間を短くしたり、設定温度を上げたり、工夫をされている方も多いと思います。

今回は、少しでも効率的に冷房を使い、節電・節約に繋がる術をご紹介します。

設定温度

エアコン(冷房)は設定温度まで室温を下げるのに、一番電気を使用します。

節電だと思ってスイッチのオンオフを繰り返すと、逆に多くの電気代がかかってしまいます。

こまめに電源をオンオフするより、設定温度を上げても問題ないよう、サーキュレーターや扇風機を併用して体感温度を下げる工夫をするのがオススメです。

また、冷房時に設定温度を1度高くすると、約10%の節電になると言われています。

本当にオンオフや設定温度を変えるだけで節約になるかは「【実験で比較】冷房はこまめに消す?点けっぱなし?【お得な電気代節約術】」をご覧ください。

風量・風向き

風量は「自動運転」にしましょう。

冷房の冷気は自然に下(床面)まで下がってくるので、運転中ずっと強風やパワフル(急風)などの強い風にする必要はありません。

しかし弱風や微風などの弱い風にすると、設定温度になるまでに時間がかかるので、余計に電気代が上がってしまいます。

「自動運転」にすれば、設定温度に達したら風量を自動的に調整してくれるのでオススメです。

ただし、自動運転でも暑いと感じる場合は、風量を強くしましょう。

設定温度を下げるより、風量を強くする方が消費電力が少なくなります。

風向きは水平(天井や床と平行)にしましょう

冷たい空気は自然と部屋の床面に下りてきます。

冷房の風向きを下に向けると、天井部分が暑い状態が続き、エアコンの温度感知センサーが「部屋が暑い」と誤認して、ずっとパワフル運転を続けてしまうことがあります。

風向きを水平にすることで天井部分と床面部分、両方を冷やすことができるので、風向きは水平がオススメです。

フィルター

エアコンのフィルターにホコリが溜まっていると、室内の空気を吸い冷やして吐き出す、という空気循環が悪くなり、風量も落ちて余計に電気代がかかる原因になります。

フィルターの掃除は2週間に1度を目安にお手入れしましょう。

エアコンが高い位置にあってお手入れが難しい、手間だと感じる方は、フィルターを自動掃除する機能付きのエアコンに買い替えるのも一つの手です。

室外機

室外機(室外ユニット)は室内の熱を吸い込み、外に吐き出すことで熱交換をしています。

室外機の近くに物があると、熱を吐き出すときの効率が悪くなるため、冷房効果が弱まり電気が無駄に必要になります。

室外機の周囲に物を置かないのはもちろん、雑草や植物のツルがあれば取り除きましょう。

また、室外機に直射日光が当たると温度が上がり、熱交換の効率が低下します。

室外機を覆わないよう、少し離した位置に日避け用のカバー(サンシェード)や葦簀(よしず)で日陰を作ると効果的です。

断熱

直射日光が差し込むと、室温は急激に上がってしまいます。

カーテンを使って、窓からの侵入を防ぎましょう。

現在は夏・冬どちらでも便利な、断熱効果のあるドレープカーテン(厚手カーテン)やレースカーテンなどもあるので、買い替えるのもオススメです。

空気循環

外から室内に入ったときに、部屋が外よりも暑いと感じたら、まずは窓や扉を開けて換気しましょう。

「設定温度」でご紹介したとおり、エアコンは設定温度になるまでに一番電気を使うので、室内の熱気を逃がしてからエアコンを点けたほうが節電になります。

YKKap

また、サーキュレーターで部屋の空気を循環させて、床面に溜まった冷気を天井の暖気とかき混ぜると、室内の温度ムラがなくなり、エアコンの冷房効率がアップします。

サーキュレーターの上手な使い方は「【冷房をさらに節電】サーキュレーターの節約効果とオススメの置き位置&風を送る方向」をご覧ください。

関連記事も下のほうにあります。
向上ライフが選んだ、この記事に関連するおすすめアイテム(実際に購入した方の口コミはリンク先でご確認ください)↓

タイトルとURLをコピーしました