この記事を読んで実践すると、
物事が長続きするようになる
他人に好かれるようになる
誤解や偏見が減らせ、自己成長できる
このようなメリットが得られます。
そうなる理由と具体的な方法は、この後わかりやすく解説していきます。
読書や運動、副業など、知識や健康、生活費のために続けたいのに、長続しなかった経験は誰しもあるでしょう。
また、間違った情報を信じてしまったり、他人の意見を素直に聞かず「失敗したなぁ……」と思うことも、生きていると誰しもあるもの。
自分には何が足りなくて物事が長続きしないのか。
なぜ正しい情報や他人の意見を素直に聞けず、失敗を繰り返したり嫌われてしまうのか。
物事が長続きし、情報の正しさを見極められ、他人にも好かれる方法があれば人生もっと楽しくなるのに……
そこで今回は、そんな悩みを払拭できる「知的謙遜(ちてきけんそん)」についてご紹介します。
知的謙遜とは
知的謙遜とは、
自分の知性の限界を理解し、柔軟な心の状態でいること。
うぬぼれや傲慢(ごうまん)とは反対の概念で、
「自分にはまだ知らないことがたくさんある」
「自分の信念や意見、視点が間違っている可能性がある」
という未知を意識して学び、必要であれば考えや価値観を変えて、より良い選択をしようとする姿勢を差します。
これは、どんな成功者や人格者でも出来ていない場合も普通にあり、知的謙遜ができていない相手の話を鵜呑みにしてしまうと、間違った知識や意見を信じてしまうことにも繋がるので注意が必要です。
知的謙遜の効果とメリット
知的謙遜に関する実験でも、知的謙遜が高い人は、
好奇心、忍耐力、中立性が高い
データや情報を精査するのが上手い
自分と異なる意見も深く考え、簡単に批判をしない
という結果が出ました。
(出典:Cognitive and Interpersonal Features of Intellectual Humility)
こうなる理由は、知的謙遜レベルが高い人は、様々な角度からフラットな状態で物事を見るので、判断力や理解力が高くなる傾向があるため。
つまり、知的謙遜を高めることで、
好奇心と忍耐力を持っているので、新しい知識が増えやすく物事が長続きしやすい
情報精査が上手いので、正しい知識を得やすく新しいアイデアも生み出しやすい
相手の意見をしっかりと受け止めるので、他人に好かれやすい
などのメリットが得られます。
知的謙遜を高める方法
では、知的謙遜はどうやったら身に付けられるのでしょうか?
知的謙遜は誰しも持っているもので、そのレベルを上げることでメリットが得られるようになります。
知的謙遜に大切なのは「自己分析」と「確認」
自分を正しく理解していないと、自分の知性の限界がわからず、知的謙遜が上手く活かせません。
また、誤解や偏見を減らし、正しい知識や情報にアクセスすることも重要です。
「自己分析」に役立つのが「ワンデイチェック法」
毎晩、寝る前に、
今日はどんな選択と行動をしたか?
その選択や行動を自分はどう感じたか?
今日上手くいった選択や行動は何か?
今日上手く行かなかった選択や行動は何か?
と、5~10分かけて今日1日を振り返り、自問自答するテクニックです。
シンプルな手法ですが、
「自分は何が好きで何が嫌いか」
「ここが上手くいった、または上手く行かなかったのは、自分が◯◯と考えて行動したからだ」
など、今日1日を思い返し、自分の思いや価値観を深く自己理解することで、知的謙遜レベルが高まるので効果的です。
ただし、10分以上行うと、ネガティブな感情や質問とは関係ない思考が湧いてくるので、「短時間」かつ「質問項目の内容」を思い返すことだけに集中してください。
そして「確認」に役立つのが「即検索」
自分の知らない言葉や情報が出てきたら、後回しにして忘れる前にその場で即座に検索して、意味や内容を調べましょう。
これを繰り返すことで知識がどんどん増えていき、仕事やプライベートでも選択や判断に良い影響を与えてくれたり、アイデアが湧きやすくなります。
また、偏見や思い込みで、他人の言ったこと、やったことを悪い方向に捉えたけれど、相手は真逆の良い考えで行動していたということも多々あります。
他人が言ったこと、やったことに対して「どういう理由でそれをしたか」を確認する(即検索)クセを付けると、「実は自分の偏見や思い込みだった」ということにも気づけるようになります。
知的謙遜を鍛えると、自分の知識が増えていき、偏見や思い込みを大幅に減らせ、相手のことも深く理解できるようになり、人間関係も良好にしていけます。
自分の知識や考えが必ず正しいとは思わず、思い返したり確認したりして、知的謙遜を鍛えていってみてください。
人気記事も下のほうにあります。
向上ライフが選んだ、この記事に関連するおすすめアイテム。
(実際に購入した方の口コミはリンク先でご確認ください。本によってはkindle版やkindle unlimited(無料読み放題)版があります)