初対面の相手や顔見知り程度の方と接していると、相手の性格がわからなくて悩むことありますよね。
ポジティブな人なのかネガティブな人なのか。
どういう付き合い方をすれば良いのか、自分の性格と合っているのか。
早い段階で相手の性格が見抜ければ、その後の関係性をどうするか考えられるので、簡単に判断できる方法があれば便利ですよね。
そこで今回は、たった1つの質問で相手の性格を見抜く方法（質問）をご紹介します。
相手の性格を見抜く質問
数百人の学生を対象にした複数の実験(Perceiver effects as projective tests: What your perceptions of others say about you.)で、
それぞれの学生の性格をビッグファイブ（科学的に精度の高い性格テスト）で診断する
↓
ランダムに同級生（他人）の性格を判断して貰う
↓
「他人の性格をどう判断したか？」の結果と、参加者の性格（ビッグファイブの結果）と比べる
という流れで、「どういう性格の人が他人をどう思うか」を調査したところ、
他人を「ポジティブ」に見る人は本人も「ポジティブ」
他人を「ネガティブ」に見る人は本人も「ネガティブ」
他人を判断するときの思考は、判断している本人の性格を反映しているという結果が出ました。
相手の性格をたった1つの質問で判断するには、「◯◯さんのことどう思う？」と3人以上の人物について質問すると、初対面でも高い精度で相手がポジティブかネガティブか判断できるでしょう。
相手の答えによる性格の違い
相手が具体的にどう答えるかでも、相手の性格をより詳しく判断できます。
上記実験でも、
他人を「面白くて幸せそう」と判断する人ほど、人生の満足度が高い
他人を「真面目で感情が安定している」と判断する人ほど、他人に優しい
他人を「真面目で誠実」と判断する人ほど、社交的
頭が良い人ほど他人を「知的好奇心がない」と判断しやすい
ナルシストほど他人を「コミュニケーションが下手でいけ好かない」と判断しやすい
という傾向が出ました。
他にも、「女性のほうが他人をポジティブに判断しやすい」「他人の判断基準はなかなか変化しない」という実験結果もありました。
しかし人間は誰しもポジティブな部分とネガティブな部分を併せ持っているもの。
ポジティブな人と付き合い、ネガティブな人を避けるのではなく、相手の性格を見極めて、付き合い方を考えて工夫する参考にしてみてください。
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