あなたは自分がミスや不正をしてしまったとき、きちんとした謝罪ができていますか?
「謝罪したけれど、余計に悪化させてしまった」
「バレて怒られるのが怖くて謝っていない」
など、上手く謝罪できなかったり、謝ることを避け続けている方もいると思います。
しかし効果的な謝罪をすれば、問題を悪化させることなく、良好な人間関係を保て、不安を抱え続けなくてよくなります。
今回は、実験で判明した「効果的な謝罪」についてご紹介します。
謝罪の実験
オハイオ州立大学が755名を対象にした実験(An Exploration of the Structure of Effective Apologies)で、
架空の会社の社員がミスを犯した(過失的または意図的)という設定を読む
↓
参加者に様々なパターンの謝罪を見て貰い、それぞれの謝罪に点数を付ける
その結果、謝罪の効果が高かった順に、
1:自分の責任を認める
2:問題の解決案を提示する
3:後悔を表明する
4:何が悪かったかを説明する
5:もう二度としないと表明する
6:許しを求める
という結果になりました。
特に1位の「自分の責任を認める」の効果が非常に高く、やや差を開けて2位の「問題の解決案を提示する」という順位になりました。
一方、3~5位の謝罪法の効果はほぼ横並びで、6位の「許しを求める」はほとんど効果がありませんでした。
効果的な謝罪法
謝罪をするにあたって、もっとも大事なのは「自分の責任を認めること」
ミスを犯したのは自分で、他人のせいにせず、自分が原因だと認めることが重要。
まずは自分の間違いだと認めたうえで、可能であれば2~5位の「問題の解決案を提示する」などの「二度と同じ過ちを犯さない」という対策案と誓いを示すのが大切です。
そのとき、アサーティブを心がけると、状況や自分の考えを相手にスムーズに伝えやすくなるのでオススメです。
詳しくは「【人間関係改善】自分の言葉が相手に響くようになる会話術【アサーティブ】」をご覧ください。
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