【診断テスト】コミュ障レベルチェックと不安対策法【拒絶感受性】

あなたは他人と話すとき、嫌がられていないか、嫌われないかと不安になることはありますか?

人と接するたびに相手の顔色や態度をうかがい拒絶されるのを恐れていると、人と話すこと自体が怖くなってしまいます。

しかし生きている限り、他人とコミュニケーションを取ることは欠かせません。

どうにか、他人に拒絶される不安や心配を取り除く方法はないものでしょうか。

そこで今回は、あなたの拒絶感受性レベルをチェックするテストと不安対策法をご紹介します。

拒絶感受性とは

拒絶感受性とは、

他人に拒絶されることを恐れる特性のこと。

拒絶感受性が強い人は、相手が拒絶する態度を見せていなくても、

・嫌がられているのではないか
・嫌われてしまうのではないか

など、悪いイメージが湧き出てきたり、相手のちょっとした言動をネガティブに捉えたりしてしまいます。

拒絶感受性が強いと、不安や孤独、恥や罪悪感など、様々なネガティブ感情にさいなまれ、コミュニケーションがどんどん不安になり、メンタルを悪化させて人生の質を下げてしまいます。

拒絶感受性の実験

拒絶感受性が強いとどんな悪影響があるのか、拒絶感受性が恋愛関係に与える影響を分析した60の論文(メタ分析)をまとめたデータ(Rejection sensitivity and romantic relationships: A systematic review and meta-analysis)をご紹介します。

研究対象は恋愛ですが、一般的な人間関係での拒絶感受性が与える影響にも適用できるでしょう。

平均年齢24歳の総数16,955人に調査したところ、


拒絶感受性の強い人は、

・恋愛関係の満足度と親密さのレベルが低い

・パートナーの満足度が低い

・親密なパートナーからの暴力(加害と被害)の可能性が高い

・恋愛関係への不安と葛藤のレベルが高い

・嫉妬と我慢のレベルが高い

出典:Rejection sensitivity and romantic relationships: A systematic review and meta-analysis

など、拒絶感受性が強い人ほど、相手との親密さや満足度が低く、不安に陥りやすく我慢をしがちという結果が出ました。

このように、人間関係やメンタルに悪影響を与える可能性が高いので、思い当たる節がある方は、少しずつでも良いので改善を試みるのがオススメです。

拒絶感受性の診断テスト

それでは、実際に自分がどれくらい拒絶感受性があるのかチェックしてみましょう。

全20問で、以下の内容に自分が何個当てはまるか数えてみてください。

いつも相手の反応が気になってしまう。

自分は、あまり他人に好かれていないと感じることがある。

いつも他人に批判されることをイメージしてしまう。

自分がどう思われているか常に気になる。

他人が本当の自分を知ったら、嫌われてしまうかもと不安になる。

他人からの評価をよく気にする。

自分の言動を批判されるのが怖い。

他人は本当の私を理解していないと感じる。

友人に大きなお願いをするのが苦手だ。

友人に物を借りるのが苦手だ。

会社や授業のあとに誰かを飲みや遊びに誘えない。

友人を不快にさせたと感じると、相手に話しかけるのが怖くなる。

SNS上で他人と連絡を取るのに抵抗がある。

匿名でSNS投稿するほうが気が楽だ。

SNSに投稿する前に不安を感じる。

SNS投稿への反応を頻繁にチェックする。

SNSを更新するとき、誰かがコメントしてくれることを期待する。

SNSを更新しても、誰からもコメントやイイネがないと落胆する。

SNS投稿に肯定的な反応がないと不安になる。

思ったような反応が得られないと、SNS投稿を削除してしまう。

何個以上当てはまると拒絶感受性が強いという基準はありませんが、目安として5個以上当てはまる場合は、対策を講じたほうが良いでしょう。

拒絶感受性の対策法

拒絶感受性が強い場合は、「知的謙遜」を鍛えると相手の反応に一喜一憂しなくなり、対人コミュニケーションも上手くいきやすくなります。

知的謙遜を鍛える方法は、下記記事でご紹介しています。

物事が長続きし、人にも好かれやすくなる科学的な方法【知的謙遜】

「知的謙遜」の方法を知った上で、以下のポイントを掘り下げていくと、自分なりの対策法が見つかり、さらに拒絶感受性が低くできるので実践してみてください。

・自分が受け入れられ、良い評価をされたいと思うのはどんな時だろう?

・他人に拒絶されたという感覚は、他人のどんな態度のときに感じているのだろう?

・他人から拒絶されたと感じたとき、自分はどんな反応をしているだろう?

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