【冷えの原因と対策つき】1番体が温まるマフラーの巻き方

寒い冬に活躍する防寒&おしゃれアイテムのマフラー。

二重巻き、ワンループ巻き、ネクタイ巻きなど、様々な巻き方があります。

おしゃれを楽しむためであれば好みの巻き方をすれば良いですが、防寒対策としてマフラーを使いたい場合は、どんな巻き方が一番体が温まるかご存知ですか?

今回は、体が一番温まるマフラーの巻き方と、そもそも体が冷える原因と対策法をご紹介します。

マフラーの実験

今回は、マフラーでよく使われる「二重巻き」「ワンループ巻き」「ネクタイ巻き」の3つで実験が行われました。

出典:TBS「この差って何ですか?

その結果、体が一番温まったのは、2つに折ったマフラーを首にかけ、輪っかになった部分にマフラーの端を通す「ワンループ巻き」でした。

これは、「二重巻き」と「ネクタイ巻き」が、首回りの生地の重なりが2枚なのに対し、「ワンループ巻き」では2つに折っているので、生地が4枚に重なって首元の空気がより遮断(断熱)できたためです。

出典:TBS「この差って何ですか?

さらには、体の中と外からの熱の放出や冷気の侵入(伝わり)が大きく遮断されることで、太い血管が通っている首が冷えず血流が良い状態が保てるので、手先まで血流が行き届くようになりました。

出典:TBS「この差って何ですか?

マフラーを防寒対策として使用する場合は「ワンループ巻き」がオススメです。

しかし、そもそも冷えにくい体を作れば、防寒を気にせずにオシャレとしてマフラーを使えます。

では、体が冷える大きな要因と対策法は何があるのでしょうか?

体が冷える4つの原因と対策

体が冷える原因は、主に4つあります。
(注:これだけが冷えの原因ではありません)

痩せすぎ

BMI([体重(kg)]÷[身長(m)×身長(m)])で言うと「22」が標準体重と言われており、その数値を下回るほど痩せていると判断されます。

しかし、痩せている人は脂肪と筋肉が少ない傾向にあるので、

・体脂肪が少ないと、脂肪による断熱効果が減少する

・筋肉が少ないと、筋肉による発熱が減少する

この2つの要因によって、体重が減ると基礎代謝が下がるので、体が冷えやすくなります。

BMI22とまではいかなくても、BMI20を切らない程度の体重を維持するか、筋トレで筋肉を付けるよう心がけてみましょう。

鉄分とビタミンB12の不足

酸素を運ぶ赤血球の働きを助けるのが鉄分です。
その鉄分が不足すると血流が下がり栄養も身体中に届きにくくなるので、基礎代謝が下がっていきます。

また、ビタミンB12も赤血球を作る役割をしているので、不足しないように心がけましょう。

しかし、サプリメントで補うのはオススメできません。

鉄分やビタミンB12は、サプリメントで補うと体に悪影響が出る可能性を示す論文(ビタミンB12)もあるので、肉や卵、葉物野菜などで栄養を摂りましょう。

睡眠不足

20人の健康な男女を対象にした実験で、睡眠不足になるほど心拍数と体温が下がっていくという結果があります。

睡眠不足が続くとエネルギーの消費を抑えようと基礎代謝が下がっていくので、起床時に「二度寝したい」と思わないような睡眠を目指してみてください。

水分不足

体内の水分が足りないと、基礎代謝が下がり、血流も悪くなります。

また、カフェインやお酒を多く摂ると、水分が体外に出ていきやすくなります。

冷えを感じる方は、水分を多く摂るようにしましょう。

ただし、冷たい水をたくさん摂ると体が冷えるので、白湯(さゆ)を飲んだり、カフェインの入っていない温かい飲み物を飲むよう心がけてみてください。

炭水化物、脂肪、たんぱく質の不足

炭水化物と脂肪、たんぱく質は、消化にかかる時間がゆっくりなので、そのぶん身体がエネルギーを使うことで体温が上がります。

ダイエットのために避けがちですが、もしあなたがBMIで標準体重以下であれば、これらの不足が冷えを起こしている原因の可能性もあります。

肉や魚などを積極的に摂るようにしてみましょう。

それでもたんぱく質が足りないと感じる場合は、カロリーの低いプロテインを取り入れるのもオススメです。

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