東京都・表参道(南青山)に2024年1月下旬にオープンしたばかりの、韓国で流行りのスタイルを貫いているカフェをご存知ですか?
カフェメニューだけでなく、アルコールやトッポッキなど、軽く飲みながらも楽しめる、韓国人オーナーが経営している韓国ライクのお店です。
今回は、本格的な韓国カフェスタイルを再現している韓国フュージョンカフェ「CAFE N°_5(カフェ ナンバーファイブ)」をご紹介します。
外観&内観
「CAFE N°_5(以下:カフェナンバーファイブ)」は、表参道駅から徒歩5分圏内にあり、南青山に建つクリームホワイトのレンガ調の壁が特徴的なカフェです。
韓国の本場スタイルを取り入れた、韓国人の女性オーナーが経営しているお店です。
1階にはレジカウンターとカフェマシーン、アルコールカウンターがあり、訪問時は韓国人の若い女性オーナーが出迎えてくれました。
イートインスペースは1階と2階にあり、1階は少人数のソファー席、2階はグループ利用向きのテーブル席があります。
階段を上がるとお水提供のカウンターがあり、スタッフの女性がライムやハーブの入った水を提供してくれます。
注文は1階ではなく、テーブルでスタッフの方が注文を受けに来るスタイルです。
メニュー
ドリンクは、コーヒーのエスプレッソやアメリカーノなど基本的な物以外は、ほぼすべてが「コールドのみ(冷たいドリンク)」で提供されます。
これは韓国の「Eoljukah(オルチュガ)」と呼ばれる文化の一つで、「凍え死んでもアイスアメリカーノを手放さない」という意味の新しい韓国の格言に由来します。
つまり、寒い時期でも冷たい飲み物を飲むスタイルが韓国で存在し、その本格的な韓国スタイルを「カフェナンバーファイブ」では取り入れています。
コーヒーは定番のドリンク以外にも、キューブコーヒーやK-コーヒー(韓国スタイルコーヒー)、アインシュペナー(韓国スタイルのホイップクリームを乗せたコーヒー)やバターキャラメルラテなど、他ではあまり見かけないメニューがあります。
ミントチョコやシュークリームラテ(ラテでシュークリームの味を再現したもの)、チェリーエイド(チェリーシロップの炭酸)やむらさきレモンネードなど、のど越しや風味が爽やかなドリンクもあります。
紅茶はフルーツルイボスティーやアールグレイ、グリーンティーやミルクティーなど。
アルコールもビールやハイボール、モヒートや赤白ワインなどの定番が並びます。
特徴的なのがフードメニューで、ローゼトッポッキ(クリームベースのトッポッキ)やトリュフチャパゲッティ(炸醤麺から派生した麺料理であるチャジャン麺)などの韓国らしい食べ物や、クリームブリュレフレンチトーストやフルーツクロッフル(クロワッサン生地をワッフル状に焼き上げたもの)など、韓国スタイル以外の食べ物もあります。
デザートには、アフォガートやミルフィーユ、チーズケーキやハニ-グラノーラグリークヨーグルトなど、定番だけれど見た目が鮮やかなスイーツもあります。
実食レビュー
今回は韓国スタイルのドリンクを3種類いただきました。
「ミントチョコ」は、上部に甘いチョコミルク、下部にミントミルクの層に分かれているドリンク。
混ぜずに飲むとミントの味がダイレクトに口に広がり、混ぜるとミントの爽やかさとチョコのまろやかな甘みがマッチしました。
ミントがしっかりと感じられ、飲んだ後もミントの風味が口の中に残るので、ミント好きも満足できる一品でしょう。
「イチゴバナナシェイクICE」は、高さ20cmほどのグラスに入っているので量が多く、長い時間楽しめます。
フローズンドリンクなので、細かく砕かれた氷とイチゴのほのかな甘みと甘酸っぱさが冷たいドリンク好きにはたまらないでしょう。
風味としての印象はイチゴ9割、バナナ1割といった味わいで、ほぼフローズンいちごドリンクです。
甘さはスタッフの方に伝えれば控えめにもできます。
「バターキャラメルラテ」は、ラテの上にほろ苦いキャラメルの泡が乗っています。
混ぜずに飲むとビターなキャラメルフォームと甘みのあるラテが2段階に分かれて口の中で味わえ、混ぜると甘みと苦味が柔らかくなり、キャラメルカフェモカを飲んでいる気分になります。
他にも、見た目が華やかでインスタ映えしそうなスイーツもたくさんあるので、興味のある方は「カフェナンバーファイブ」を訪れてみてください。
店舗詳細
CAFE N°_5
(公式サイトはないのでリンク先はinstagram)
営業時間
【月~日(定休日なし)】
10:00~19:00
(Last order-18:00)
現金、クレジットカード利用可能
席の予約は電話のみ受け付け
〒107-0062
東京都港区南青山3-15-15
03-6434-9347
表参道駅A5出口から徒歩4分