【こんな人がいたら即逃げろ】あなたの周りにいる3タイプのヤバい人間【診断テストつき】

まず結論をお伝えします。

3タイプのヤバい人間は、

ダークトライアドの特徴を持つ人

ダークトライアドの意味と診断テスト、もし自分がヤバイ人間に当てはまっていたらどう改善すれば良いかは、この後わかりやすく解説していきます。

会社の上司や同僚、友達や家族、どこかで一人は会ったことがある、関わったらヤバい性格の人間。

しかし、気付いていなかったけれど、

「実はあの人はヤバい人間なのかも」
「意外と私がヤバい人間だった」

など、よくよく考えてみたら身近にヤバい人がいたり、実は自分自身がヤバい人間だったなんてこともあります。

今回は、ダークトライアドという身近に潜むヤバい人間の特徴と、自分がヤバい人間だった場合の改善方法まで、診断テストも交えてご紹介します。

ダークトライアドとは

ダークトライアドとは「ダーク(闇の、隠された)」と「トライアド(3つの)」が合わさった言葉で、「サイコパス」「ナルシスト」「マキャベリスト」の3つの性格を持つ人のこと。

「なんだ、サイコパスとかナルシストのことか、知ってるから別に聞かなくていいや」と思った方もいるでしょう。

しかし、あなたが思っている以上に、「サイコパス」「ナルシスト」「マキャベリスト」は関わるとヤバい人間なんです。

ダークトライアドの特徴

ダークトライアドのそれぞれの主な特徴としては、

「サイコパス」

・他人への愛情や思いやりが薄い
・自己中心的
・道徳観が薄い
・罪悪感がない
・過程より結果を求める
・平気で嘘をつく

サイコパスの中には口が達者な人間もいるため、表面上は優秀な人に見え、短時間では判別が難しい場合があります。

また、他人に共感する能力がかなり低いため、一般的には楽しい・悲しいといった喜怒哀楽が出やすい状況でも、淡々としていることがあります。

「ナルシスト」

・自分が好き
・自己中心的
・自己肯定感が高い
・自分を優秀だと思っている
・価値がないと思う相手を見下す
・不満や文句が多い

ナルシストは自分が他人より上の存在だと思い、他人より上で居たいため、他人の粗探しをして見下す傾向があります。

そこから派生して、不満をよく抱き、文句やわがままを言う人も多く、他人に敬遠されたり、人間関係でトラブルになりやすいです。

「マキャベリスト」

・野心的
・自己中心的
・他人を操ろうとする
・平気で嘘をつく
・ズル賢く損得勘定で動く
・価値のないと思った人に冷淡

自分の目的を達成するためなら手段を問わないので、最初は愛想が良く、良い人に見えます。

しかし自分に利益を与えない人間だと判断すると、連絡や会話をしなくなったり、平気で嘘をついて自分が被害者のように装い、周囲に悪い噂を流したり邪魔をして陥れようとしてきます。

誰しもダークトライアドのどれかの特性が多少なりともあるので、ダークトライアドの特性の一部を持っていても問題になることはありません。

しかし明らかなダークトライアドの人間は、自己中心的で、自分の考えや価値観と合わない人間には冷たい態度を取り、あなたの人間関係やメンタルに悪影響を与えて来る可能性が非常に高いので、できるだけ関係を持たず、距離を取るのがおすすめです。

ダークトライアド診断テスト

「身近にいるあの人は、実はダークトライアドなんじゃないか」
「もしかして、自分がそうなのかも」
と、気になった方もいるでしょう。

ここからは、他人はもちろん、自分がダークトライアドに当てはまっていないか、心理学会でも使用される診断テストでチェックしてみましょう。
(出典:日本パーソナリティ心理学会2017「日本語版Short Dark Triad (SD3-J)の作成」)

各特性ごとに質問が9問ずつあります。

それぞれに1~5点を付け、合計点を出してください。

1=全く当てはまらない
2=あまり当てはまらない
3=どちらとも言えない
4=やや当てはまる
5=よく当てはまる

(本来のテストは点数を逆にして計算する設問がありますが、計算に手間がかかるので、一部の文言の意味を逆にして、すべて足し算で計算できるようにしています)

他人を診断する場合は、その人の普段の言葉や行動、態度を思い浮かべながら点数を付けてください。

自分に対して診断する場合は、甘い点数を付けてしまいがちになる質問ですが、本音で正直に点数を付けてみてください。

【サイコパス】

・私は目上の人に仕返しや報復をしたいと思うことがある

・私は物騒な状況に飛び込むのが好きだ

・報復は、即座に、冷酷に行うものだ

・私は他人からよく手に負えないと言われる

・私は他人につらく当たっても平気だ

・私をからかう者はいつまでもその行為を後悔することになる

・私は人に迷惑をかけるような問題を起こすことがある

・私は後先考えずに、ほとんど知らない異性と関係を持つのを楽しむことがある

・私は誰に何を言ってでも、欲しいものを手に入れる

【ナルシスト】

・周りに人は私を生まれながらのリーダーだと思っている

・私は注目の的になることが好きだ

・私なしではグループの多くの活動が滞ってしまう

・周りの人に言われるので私は特別な人間なのだと思う

・私は地位の高い重要な人物と親しくなるのを好んでいる

・私は褒められると嬉しくなってしまう

・私はこれまでに著名な人物にたとえられたことがある

・私は平均より上で特別な人間だ

・私は自分が受けるに値する尊敬を集めるべき人間だ

【マキャベリスト】

・他の誰かに自分の秘密を教えないのは賢明なことだ

・自分の思い通りになるように、賢く周りの人々を扱いたい

・とにかく、重要な人物は自分の味方に付けておいたほうが良い

・将来その人が自分の役に立つかもしれないので、人との直接の争いは避けるようにしている

・後になって誰かに対して利用できる価値のある情報に気を配っておくのは賢明なことだ

・誰かに復讐するなら、それに最適な時が来るまでじっと待つべきだ

・自分の良い評判を守るために、他人に秘密にしなければならないことがある

・自分の計画が、他の誰かの利益ではなく自分の利益になるように取り計らっている

・ほとんどの人々は簡単に踊らされたり、操られたりしてしまうものだ

点数が高いほどその特性の傾向があるので、他人が当てはまる場合はできるだけ関わりを避け、自分に当てはまる場合は次に紹介する改善法を試してみてください。

ダークトライアド改善法

ダークトライアドの人は主に「協調性」(他人に合わせて行動し、他人を思いやる能力)がかなり低いので、協調性を上げるトレーニングが効果的です。

467人に実施したダークトライアドレベルの変化を調べる実験でも、例えダークトライアドである自分を変えたいと思っていない人でも、4ヵ月のトレーニングで、

より好意的になるための小さなステップを踏むことで、個人のダークトライアドのレベルを下げることができることを示唆している。

出典:Lighten the darkness: Personality interventions targeting agreeableness also reduce participants’ levels of the dark triad

と報告されています。

これから紹介する方法は、「え、そんなことで改善するの?」と思うかもしれませんが、普段から意識して行動を変えることで、自然と協調性が上がっていくので日常に取り入れてみてください。

具体的にどういったことをすれば良いかと言うと、

・何かを頼むときに「お願いします」「ありがとう」と伝える

・今日、他人が自分にしてくれた良いことを書き出す

・他人に感謝していること書き出す

・今日、誰かがしてくれた親切なことと、それをどう感じたかを振り返る

・普段は言わないような人に「ありがとう」と言う

・自分が好きな人(友人や家族)の良いところを振り返る

・人間が持っている良い特性を書き出す

上記はあくまで一例ですが、他人に親切にする、感謝する行動を重ねることで、ダークトライアドから脱する可能性が高まります。

つまり「自分は一人で生きているわけではなく、他人に支えられている」「今の自分があるのは他人のお陰だ」ということを実感し思い直すことで、協調性が上がっていくという流れです。

実際問題、人間は一人で生きているわけではありません。

物を買うのもサービスを受けるのも、他人がいるからこそ得られるもの。

互いに思いやる気持ちを持って、良い人間関係を築いていけるように頑張ってみてください。

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