使用する順番は、
シャンプー(洗浄)
↓
トリートメント(内部補修)
↓
コンディショナー(コーティング)
コンディショナーは髪をコーティングするものなので「1分」
トリートメントは髪を補修するものなので「5~10分」
シャンプーの後、髪をキレイに保つために使うコンディショナーやトリートメント。
使わないと髪がキシんだり、クシやブラシも通しにくくなるので、シャンプーをした後には欠かさず使用している方も多いと思います。
しかし、
・コンディショナーとトリートメントの違いがよくわからない
・正しい付け方を知らない
・ヘアケアとして両方使っていいのか、両方使うなら使う順番はあるのか?
など、なんとなくで使用している方も、実は多いのではないでしょうか。
今回はコンディショナーとトリートメントについてお伝えしていきます。
コンディショナーとトリートメントの違い
コンディショナーもトリートメントも、髪をキレイに保つという意味では同じなので、どちらがどう違うのか、よくわからないという方もいるでしょう。
コンディショナーの役割は、髪をコーティングしてダメージから守ることです。
出典:アイメソッド「コンディショナーは必須?頭皮環境を整える正しい使い方」
(中略)
コンディショナーは髪をコーティングする能力に優れているのに対し、トリートメントは髪を補修する能力に優れています。
コンディショナーは、髪をコーティングしてくれるので、
・髪を柔軟にして膨らみを抑える
・摩擦から髪を守る
・ヘアカラーの脱色を抑える
・指通りを良くして絡まりを抑える
・髪をコーティングし乾燥を防ぐ
トリートメントは、髪の内部を補修してくれるので、
・枝毛や切れ毛を予防する
・髪にツヤを出す
・髪に潤いを与える
・乾燥によるうねりやゴワつきを抑える
スキンケアに例えると、コンディショナーは乳液、トリートメントは美容液、と捉えると違いがわかりやすいでしょう。
使用前と前提
コンディショナーもトリートメント(洗い流すタイプ)も、一部分を除き、使い方はほぼ一緒です。
まずシャンプー後に髪の水気をしっかり切りましょう。
水気が残っていると、成分が薄まったり流れたりして、効果が弱くなります。
タオルドライを勧めるサイトが多いですが、手間もかかるし、お風呂から上がったときに、タオルドライして濡れたタオルを使うか、別の新しいタオルを使うことになるので、髪を丁寧に絞って水気を切ることをおすすめします。
もちろん、手間を惜しまずちゃんと成分を髪に付けたい方はタオルドライしてください。
トリートメントは髪の内部補修、コンディショナーは髪のコーティングなので、毎日使用して構いません。
また、両方使う場合は、
シャンプー(洗浄)
↓
トリートメント(内部補修)
↓
コンディショナー(コーティング)
の順番で使用しましょう。
コンディショナーもトリートメントも、髪の状態を良くするための物なので、頭皮に付ける必要はありません。
むしろ頭皮に付けると、毛穴を詰まらせたり、かゆみやフケの原因にもなるので、頭皮に付かないようにしましょう。
頭皮に付いた場合は、最後のすすぎのときに、しっかりと洗い流すようにしてください。
付け方
コンディショナーやトリートメントを手に取ったら、まずは毛先から付け始めましょう。
毛先は一番長い期間、外部に晒されているので、傷んでいたり、傷みやすい部分です。
そこに最初に付けることで、重点的に成分を届けることができます。
付け方は、指を髪の間に入れ、指で髪を軽く挟みながら、手ぐしで髪の間を通していく形でOKです。
毛先に付け終えたら、頭皮に付かないように髪全体に同じ様に手ぐしで付けてください。
特に前頭部から後頭部までのセンターライン上は、付け漏れしやすいので丁寧に行ってください。
成分をより丁寧に髪全体に行き渡らせたい場合は、「目の粗いクシ」でコーミングしてください。
目の細かいクシを濡れている髪に通すと、キューティクルを傷めてしまいますし、コンディショナーやトリートメントが削ぎ落されてしまいます。
放置時間は、
コンディショナーは髪をコーティングするものなので「1分」
トリートメントは髪を補修するものなので「5~10分」
どちらも製品に放置時間が書いてあれば、その時間を守るようにしてください。
放置時間を長くしても効果は変わりませんし、むしろヘアトラブルの原因にもなり得るので避けましょう。
すすぎ方
コンディショナーやトリートメントをすすぐ時は、
まず髪全体を大まかに洗い流した後、すすぐ部分にシャワーを当てながら、お湯を頭皮に届かせるために、指全体を髪の中に入れながら、手のひらでポンポンと頭皮にお湯を叩きつけるようにすすいでください。
頭皮に直接付けていなくても、成分が流れて頭皮に付いていることがあるので、頭皮を中心に洗い流す必要があります。
シャワーを直接当てるだけでは、髪の表面をお湯が流れ頭皮がキレイに洗い流せないので、手のひらで頭皮にお湯を当てて届かせるのがおすすめです。
この時に手のひら自体を頭皮にぶつける必要はなく、あくまで手のひらで頭皮にお湯を当てて成分を流すだけでOKです。
また、髪にはシャワーが直接当たりますし、頭皮をすすいでいれば自然と髪の成分も洗い流されるので、髪の短い方は、髪だけをすすぐといった作業は必要ありません。
ただし髪の長い方は、頭皮が洗い終わったらコンディショナーやトリートメントを行き渡らせたのと同じ要領で、髪だけを追加ですすぎましょう。
ぬめりが無くなるまですすげばOKです。
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