この記事を読んで実践すると、
自分のコミュ障レベルがわかる
他人と会話することが楽しくなる
コミュ障を治す方法がわかる
このようなメリットが得られます。
そうなる理由と具体的な方法は、この後わかりやすく解説していきます。
あなたは他人と話すとき、嫌がられていないか、嫌われないかと不安になることはありますか?
相手の気持ちを考えることはコミュニケーションでは大切なこと。
しかし、必要以上に相手の顔色や態度をうかがい拒絶されるのを恐れていると、対人不安になり、人と話すこと自体が怖くなってしまいます。
人間誰しも、生きている限り、他人とコミュニケーションを取ることは欠かせません。
どうにか、他人に拒絶される不安や心配を取り除き、楽しく話せるようになる方法はないものでしょうか。
そこで今回は、あなたのコミュ障に関連する「拒絶感受性」のレベルをチェックする診断テストと、心理学的な不安対策法をご紹介します。
拒絶感受性とは
「拒絶感受性」とは、他人に拒絶されることを恐れる特性のこと。
拒絶感受性が強い人は、相手が拒絶する態度を見せていなくても、
嫌がられているのではないか
嫌われてしまうのではないか
など、悪いイメージが湧き出たり、相手のちょっとした言動をネガティブに捉えたりしてしまいます。
いわゆるコミュ障の人は、この拒絶感受性が高い傾向があります。
拒絶感受性が強いと、不安や孤独、恥や罪悪感など、様々なネガティブ感情にさいなまれ、コミュニケーションがどんどん不安になり、メンタルを悪化し人生の質まで下げてしまいます。
拒絶感受性の診断テスト
それでは、実際に自分がどれくらい拒絶感受性があるのか、コミュ障レベルをチェックしてみましょう。
全20問で、以下の質問に自分が何個当てはまるか数えてみてください。
いつも相手の反応が気になってしまう
自分はあまり他人に好かれていないと感じることがある
いつも他人に批判されることをイメージしてしまう
自分がどう思われているか常に気になる
他人が本当の自分を知ったら、嫌われてしまうかもと不安になる
他人からの評価をよく気にする
自分の言動を批判されるのが怖い
他人は本当の私を理解していないと感じる
友人に大きなお願いをするのが苦手だ
友人に物を借りるのが苦手だ
会社や授業の後に誰かを飲みや遊びに誘えない
友人を不快にさせたと感じると、相手に話しかけるのが怖くなる
(XやLINEなどの)SNS上で他人と連絡を取るのに抵抗がある
SNS投稿は匿名でするほうが気が楽だ
SNSに投稿する前に不安を感じる
SNS投稿への反応を頻繁にチェックする
SNSを更新するとき、誰かがコメントしてくれることを期待する
SNSを更新しても、誰からもコメントやイイネがないと落胆する
SNS投稿に肯定的な反応がないと不安になる
思ったような反応が得られないと、SNS投稿を削除してしまう
何個以上当てはまると拒絶感受性が強いという基準はありません。
ですが、目安として5個以上当てはまる場合は対策を講じたほうが、他人とのコミュニケーションの不安が減り、今より楽しく会話できるようになるでしょう。
拒絶感受性の対策法
拒絶感受性が強い場合は「知的謙遜」を鍛えると、相手の反応に一喜一憂しなくなり、他人とのコミュニケーションも上手くいきやすくなります。
「知的謙遜」とは、自分の知識や理解が不完全であることを認識し、他者の視点や知識を受け入れる態度のこと。
うぬぼれや傲慢(ごうまん)とは反対の概念で、
「自分にはまだ知らないことがたくさんある」
「自分の信念や意見、視点が間違っている可能性がある」
という未知を意識して学び、必要であれば考えや価値観を変えて、より良い選択をしようとする姿勢を差します。
「知的謙遜を鍛えて、コミュ障が治るの?」と思う方もいるでしょう。
拒絶感受性が強い方は、相手の感情や話を正確に判断できない、または思い込みや先入観があることが原因。
つまり、自分の視点が間違っている可能性があると考えず、他者の視点を受け入れていない状態です。
そういう方が知的謙遜を身に着けることで、相手の感情を正確に捉え、自分の視点を別方向から見られるようになるので、拒絶感受性が弱くなって、コミュ障が軽減されていきます。
知的謙遜を鍛える方法
それでは、知的謙遜を鍛える方法をご紹介します。
知的謙遜に大切なのは「自己分析」
自分のことを正しく理解していないと、自分の不完全さがわからず、知的謙遜が上手く活かせません。
ここで役立つのが「ワンデイチェック法」
毎晩、寝る前に、
今日はどんな選択と行動をしたか?
その選択や行動を自分はどう感じたか?
今日上手くいった選択や行動は何か?
今日上手く行かなかった選択や行動は何か?
と、5~10分かけて今日1日を振り返り、自問自答するテクニックです。
シンプルな手法ですが、
「自分は何が好きで何が嫌いか」
「ここが上手くいった、または上手く行かなかったのは、自分が◯◯と考えて行動したからだ」
など、今日1日を思い返し、自分の思いや価値観を深く理解することで、知的謙遜レベルが高まります。
ただし、10分以上行うと、ネガティブな感情や質問とは関係ない思考が湧いてくるので、「短時間」かつ「質問項目の内容」を思い返すことだけに集中してください。
そして以下のポイントを掘り下げていくと、自分なりの対策法も見つかり、さらに拒絶感受性を弱くしていけます。
自分が受け入れられ、良い評価をされたいと思うのはどんな時だろう?
他人に拒絶されたという感覚は、他人のどんな態度のときに感じているのだろう?
他人から拒絶されたと感じたとき、自分はどんな反応をしているだろう?
コミュ障はすぐに改善するものではありませんが、紹介した心理テクニックを用いることで改善させていくことはできます。
自分が思っているほど、他人はあなたのことを嫌ったり嫌がったりはしていません。
知的謙遜を鍛え自分の不安や恐怖を取り除いていくことで、他人と会話することが楽しくなっていくので、一歩ずつ前へ進んでみてください。
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