石油ストーブやガスファンヒーターなどの燃焼系の暖房器具と加湿器を併用すると、過剰加湿になってしまうことが多く、湿度が高くなると結露やカビ発生の原因になります。
乾燥しがちな冬、肌や喉の乾燥を防ぐため、風邪の予防のためなど、様々な理由で加湿器を使っている方もいるかと思います。
特に暖房エアコンを使用していると、室温が上がるにつれて湿度が下がって乾燥してくるので、加湿器のスイッチをオンにしたくなりますよね。
しかし暖房器具としてエアコンではなく、石油ストーブやガスヒーターなどの燃焼系を使っている場合は、加湿器の電源はオフにしたおいたほうがいいでしょう。
併用NGの理由
灯油の燃焼によって灯油と同量の水蒸気が発生するため、灯油1Lの燃焼で1L(1000mL)の加湿効果があります。
出典:Dainichi「石油ファンヒーターは暖房と加湿が同時にできる優れもの! 加湿効果で体感温度もアップして、省エネにも!」
小学生の理科でも習ったとおり、空気は温度が上がると抱え込める水分量が増えるので、反比例して湿度は下がっていきます。
そのため、室温が上がると空気が乾いていくのですが、燃焼系暖房器具の場合は同時に加湿もしていくので、加湿器は必要ありません。
加湿器を使用する場合は、エアコンやコタツなど電気を使って暖める部屋で使用しましょう。
「燃焼系暖房器具しか使ってないけど、加湿器も持ってるからどこかで使いたい」という場合は、春のスギ花粉が飛ぶ時期には、花粉が部屋を舞うのを抑えられますし、暖房を点けるほどではないけど乾燥してくる秋に活躍します。
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