花粉ブロック率の高いサージカルマスクをしても、止まらない鼻水・くしゃみ・鼻づまり。
ちゃんと着けているはずなのに、なぜかティッシュで鼻をかまなければいけない事態になりますよね。
そこで今回は、マスクの花粉カット率を劇的に上げる方法とマスクをしても症状が収まらない理由をご紹介します。
カット率を劇的に上げるインナーマスク
マスクをしても、くしゃみ・鼻水が出てしまう場合は、インナーマスクが絶大な効果を発揮します。
インナーマスクとは、マスクの内側に花粉をカットする素材をマスクのように重ねること。
環境省の花粉症マニュアルでも、「不織布マスクのみ」と「インナーマスクを併用」した場合の花粉除去率を比べた実験では、
インナーマスクをすると、市販のどんなタイプのマスクでも、99%以上の高い除去率を長時間キープしたという結果が出ました。
環境省「花粉症環境保健マニュアル2022」
マスクをしても症状が出てツライ方は、ぜひインナーマスクを試してみてください。
インナーマスクの作り方
実験で実際に使用されたインナーマスクの作り方をご紹介します。
材料は「ガーゼ」「化粧用コットン」のたった2つで作れます。
1:10cm程度の正方形に切ったガーゼを2枚用意
2:化粧用コットンを棒状に丸める
3:切った1枚のガーゼの上に棒状にしたコットンを乗せ、転がして包む
4:もう1枚のガーゼを、マスクの内側に入る大きさに折って、マスクの内側に乗せる
5:鼻の下にガーゼで包んだコットンを置き、ガーゼを乗せたマスクを装着する
画像出典:ウェザーニュース「手作りインナーマスクで花粉を99%以上カット!?」
呼吸がしづらく息が苦しい場合は、ガーゼを折る回数を減らしたり、ガーゼを少し小さくカットするなどしてみてください。
マスクをしても花粉を完全カットできない理由
花粉99%カットできるサージカルマスクや医療用マスクを着けても、症状が出てしまう理由は「マスクの上下左右に隙間ができてしまうこと」
呼吸、会話、頭を動かすなど、ちょっとした表情や顔の動きでマスクが動いて、隙間から花粉が入ってきてしまうため、どんなにカット率が高くても花粉は入ってきます。
また、自分ではしっかり密閉できているつもりでも、正しく装着できていなかったり、マスクのサイズが合っておらず、鼻の部分や頬の部分に隙間ができることも大きな原因です。
今年の花粉症対策は、いつものマスクにひと工夫!
ぜひインナーマスクを試して、快適な毎日を過ごしましょう!
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