【珈琲】美味しいインスタントコーヒーの選び方と保管方法

美味しいインスタントコーヒーの選び方と保管方法は、

・「フリーズドライ」か「スプレードライ」
・「浅煎り」か「中煎り」か「深煎り」(煎り=いり)
・「カフェインあり」か「カフェインレス(デカフェ)」
・できるだけ空気に触れさせず、常温保管
・開封後、1ヵ月を過ぎたら冷蔵庫保管
・瓶タイプはフチ部分を残して穴を開ける

手軽にお湯や牛乳に入れて楽しめるインスタントコーヒー。

抽出や器具掃除の手間が省け、気軽にコーヒーを楽しむのに最適なものですが、なかなか自分好みの一品が見つからないなんてこと、ありませんか?

今回は、コーヒーの歴史や産地などの難しい話や、種類が多すぎて余計に迷わせる話は抜きにして、最低限これだけ基準にすればOKという、美味しいインスタントコーヒーの選び方をお伝えします。

製法

インスタントコーヒーには「フリーズドライ」製法と「スプレードライ」製法という、2種類の製造方法があります。

「フリーズドライ製法」は、抽出したコーヒー液を凍らせ、真空乾燥させる製造方法。
熱を利用しないので、味や香りが損なわれにくいのが特徴です。

ただし、製造に手間がかかるので、やや値段が高くなりがちです。

「スプレードライ製法」は、抽出したコーヒー液を熱風で乾燥させる製法。
粉状なので、液体に溶かしやすいのが特徴です。

製造方法がシンプルなので値段が安くなりますが、熱を加えるので、味や香りが失われやすいです。

焙煎

インスタントコーヒーに限らず、コーヒーには焙煎(ばいせん:コーヒーの生豆を炒る加熱作業)がされており、焙煎時間や熱のかけ方の違いによって「浅煎り」「中煎り」「深煎り」と分けられます。

「浅煎り」
苦味が少なく酸味のあるタイプ。

インスタントコーヒーではあまり採用されないタイプ。
少しの苦みでも得意でない人は、浅煎りがおすすめです。

「中煎り」
苦みと酸味のバランスがとれたタイプ。

インスタントコーヒーに一番採用されているタイプ。
バランスが良いので、そのままお湯に溶かしてブラックコーヒー、牛乳や砂糖を混ぜてカフェオレにしても飲みやすいので、気軽に毎日飲むコーヒーとしておすすめです。

「深煎り」
強い苦みと、味をしっかり感じるタイプ。

コーヒーの味と風味が強いタイプ。
お湯で割ってブラックコーヒーにしても良いですが、味と風味がしっかりしているので、牛乳と混ぜてもコーヒー味を感じたい方におすすめです。

カフェイン

インスタントコーヒーに限らず、コーヒーにはカフェインが含まれています。

夜にもコーヒーを飲みたい方や、カフェインに弱いタイプの方は、カフェインレス(デカフェ)コーヒーがおすすめです。

ただし、カフェインレス(デカフェ)コーヒーは、カフェインがゼロ(まったく含まれていない)わけではなく、ごく微量のカフェインが残っているので、本当にわずかなカフェインでもなんらかの悪影響が出る方は控えてください。

保管方法

コーヒーは空気に触れると酸化が進み、湿気を含んで固まってしまうので、開封したらできるだけ空気に触れないように保管しましょう。

保管する場所は「高温多湿を避け、冷暗所に保管」がおすすめです。

冷蔵庫や冷凍庫に入れると、扉の開け閉めによる温度差で結露が発生しやすくなるので、常温保存をしつつ開封1ヵ月以内に飲み切るのが最適ですが、


1ヶ月を超えて保存する場合は、しっかり封がされている状態で冷蔵庫・冷凍庫で低温で保管することで、良好な風味をより長く維持することも可能です。

出典:味の素「【保存方法】インスタントコーヒーの保存方法を教えてください。

また、一般的に多く採用されている瓶タイプのインスタントコーヒーは、内ブタのフチ部分だけを残して穴を開けると、キャップを閉めたときに密着して隙間が大幅に減るのでおすすめです。

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