美しさと健康を保つ正しい爪の切り方

爪を切ることは日々の生活に欠かせない習慣。

ですが、間違った切り方が指の乾燥やささくれ、さらには巻き爪の原因になることをご存知ですか?

今回は、美しさと健康を保つ、適切な爪の形とカット方法をご紹介します。

深爪や乾燥の原因に!間違った爪の切り方が引き起こす問題

爪の役割は、指先で物を掴むときに、壁のように支えとなって力を受け止めること。

爪が無いと指で物を掴むことができず、「持つ」「握る」など、様々な動作ができなくなってしまいます。

「爪先の白い部分だけなら、切っても爪は残るから、ギリギリまでカットしてもいいのでは?」と思う方もいるでしょう。

しかし実は、指の先端部分は骨が無いので、爪先の白い部分をすべてカット(深爪状態)してしまうと、指先に加わった力を受け止める部分がないので、力を入れにくくなってしまいます。

また、指先にかかる圧力や負担を爪が受け止められないため、指先が通常より多く刺激を受け、大きな変形を繰り返すことで、

指先が乾燥しやすくなる
ひび・あかぎれの原因に
巻き爪や陥入爪になる

など、指や爪の見た目や健康を損なう原因になります。

それが如実に表れるのが「足の指」

足は歩くたびに指先に力が加わるので、深爪では力や衝撃が支えられなくなります。

そうなると、爪が足の指に食い込む「陥入爪」や、さらに悪化すると爪が丸くなって深く食い込む「巻き爪」になってしまいます。

これを防ぐためにも、指と足の爪は、正しく適切な長さと形にすることが理想です。

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爪割れや巻き爪を防ぐ!健康的な爪の切り方

特に爪の形で影響を受けやすい「足」は、陥入爪や巻き爪を防ぐために、爪を切り過ぎないことが重要。

まずは、指先より短く切らず、指先と同じ長さに整えましょう。

先程説明したとおり、指先より爪が短いと衝撃を支えられなくなり、乾燥や巻き爪の原因となります。

おすすめは「スクエアカット」

爪の先端を真っ直ぐにカットし、角を丸く削るカット法です。

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出典:Lumedia「爪のただしい切り方を皮膚科専門医が解説。「スクエアオフカット」を動画で学びましょう!

理想は爪ヤスリで削る方法ですが、面倒に感じる方は、細かく爪切りを入れて爪の形を整えても構いません。

ただし、指の爪用に売られている一般的な爪切りは、刃先が丸みを帯びているので、足の爪を真っ直ぐにカットできません。

足には足用で刃先が真っ直ぐな爪切り、指には指用でカーブした爪切りと、使い分けすることが重要です。

手の爪の場合は、重い体重を支え、何度も力が加わる足とは違い、加わる力が小さく頻度も少ないので、全体的に丸みを付けるようにカットしても問題ありません。

一番重要なのは、カットする際に一気にカットするのではなく、少しずつカットすること。

爪は三層構造かつ弓なりに湾曲しているので、一度に広範囲を切ると、一番上の層だけが剥がれて二枚爪や爪割れに繋がります。

二枚爪はパッと見では分かりにくいので見逃しがち。

しかし、その状態だと爪が割れやすくなったり、服に引っかけて傷める原因になるため、爪は少しずつ切るのが最善です。

正しい爪の切り方は、指先の健康を守るだけでなく、美しい手元や足元を保つ大切なケアの一つです。

少しの工夫で大きな変化を感じられるので、ぜひ今日から実践してみてください。

健康的で美しい爪を手に入れて、自信あふれる毎日を送りましょう!

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