この記事を読んで実践すると、
冬や室内干しでもタオルが劇的に乾きやすくなる
場所や幅を取らずにバスタオルが乾かせる
乾燥機や暖房を使う光熱費が減らせる
このようなメリットが得られます。
寒い冬、フェイスタオルやバスタオルを取り込もうとした時、まだ濡れていてガッカリした事ありませんか?
「より早く乾かすならこの方法がおすすめ」とテレビやネットで見て実践しても、
「実際やってみたけど思うほど乾かなかった」
「実践したいけど、場所を取るからできない」
など、取り入れられなかった方もいるでしょう。
しかし、乾燥機能の付いた洗濯機や乾燥機、暖房を使うと時短乾燥できるものの光熱費がかさみます。
そこで今回は、場所を取らず、手間も少なく、タオルを速乾できるテクニック3選をご紹介します。
最速で乾く!バスタオルの干し方2選
どの方法がバスタオルを一番早く乾かせるか比べた実験では、次のような結果になりました。
(条件は冬の環境ではありませんが、季節を問わず同じような結果になります)
出典:Lidea「部屋干しバスタオルを早く乾かす干し方のコツ 扇風機で乾く時間を短縮!」
コツは、
縦方向ではなく、横方向に長く干すこと
筒状にして上辺をピンチで止める「囲み干し」で風の入り口を作ること
この方法が一番早くバスタオルが乾きました。
タオルが乾きにくい原因は、重力で水分が下がって狭い範囲に水分が溜まったり、タオル自体が重なって隙間に空気が通らないこと。
横方向に干すことで水分が分散し、筒状にすることで生地の重なりが無くなり、風が通ることでタオルの水分が空気中に拡散して乾きやすくなります。
しかし実際問題、この方法では場所を広く使ったり、手間がかかってしまうのが難点。
そこでオススメなのが、囲み干しよりは多少乾くスピードは落ちますが、ズボン干し用として売られているハンガーで干す、場所も取らない干し方「ショール干し」
洋服を干す一般的なハンガーにピンチ(クリップ)が付いているハンガーで、ピンチを横向きにし、その上からショールを羽織るようにタオルを干すだけです。
これならばバスタオルでも1つのハンガーにサッと掛けるだけなので手間も場所も取りません。
一般的なハンガーにマントを着るように縦方向に干す「マント干し」ではなく、ピンチ付のズボンハンガーでやる「ショール干し」である理由は、
ピンチを横向きにすることで掛けたタオルの間に隙間ができ、生地が重なって乾きにくくなることを防げる
タオルの様々な部分が横方向に短くなることで、すべて縦方向になるマント干しより、紹介した実験のように乾きやすくなる
タオルの複数個所に水分が分散され乾きやすくなる
このように、乾きやすさが大幅に変わります。
またズボンハンガーであれば、横向きにしたピンチでそのままタオルを挟んで風で飛ばないようにすることもできます。(もちろん他の洗濯ばさみで挟んでもOK)
さらに、タオルを干さない時はシャツやズボンなど、他の洗濯物を干す時にも使えます。
おすすめは滑りにくい仕様のズボンハンガー。
一般的なハンガーではタオルを掛けた時に滑って掛けにくかったり落ちることがあります。
一方、滑り止め機能のあるズボンハンガーであれば、それこそ室内干しであればピンチや洗濯ばさみで挟まずとも落ちないので、タオルを掛けるだけで楽々です。
さらに、室内干しでタオルの乾きを早くしたい場合は、扇風機の併用が効果的です。
扇風機を使うだけで驚くほど速乾!
「扇風機で洗濯物がそんなに乾くの?」と思う方もいるでしょう。
しかし実は、扇風機は驚くほど洗濯物の乾燥に向いているんです。
実験でも、扇風機を使うと、洗濯物が早く乾くことが確認されています。
出典:GUNZE「【検証】洗濯物を早く乾かす裏ワザ!扇風機、ドライヤー、エアコンなど4つの方法の乾燥時間比較」
実際私も、扇風機を使用しない部屋干しでは丸1日経っても乾かず悩んでいた時期がありました。
しかし、冬の雨の日や梅雨に室内干しをしても、扇風機を使うと乾きが段違いに早いことを実感しています。
人が長時間いない部屋であれば洗濯物を干しても邪魔になりにくく、扇風機ならほとんどの家庭にあり消費電力も小さいので、乾燥機能のある洗濯機や暖房、乾燥機を使って乾かすより省エネです。
扇風機を併用するときは、風はタオルの下半分に向けて送りましょう。
タオルが乾きにくい原因は、重力で水分が下がって狭い範囲に水分が溜まったり、タオル自体が重なって隙間に空気が通らないこと。
風をタオルの下部に向けることで、水分が溜まる部分の湿気を飛ばすことができるので、実践してみてください。
「ショール干しも扇風機も手間だ」と感じる方は、次に紹介するように、タオルそのものを速乾性の高い物に交換するのもオススメです。
タオルそのものを変えて速乾!マイクロファイバーの効果
マイクロファイバーで作られたタオルは、綿のタオルと異なり、極細の繊維で隙間がたくさんあり、空気に触れる面積が広いので速乾性が高いのが特徴。
実際に綿のタオルとマイクロファイバーのタオルの速乾性を比べた実験でも、
マイクロファイバーの銘柄 (No.7、No.8)は、綿の銘柄に比べて、乾燥時間が短い傾向があった。
出典:石川県消費生活支援センター「フェイスタオルのテスト結果について」
バスタオルやフェイスタオル、ヘアドライタオルやハンドタオルなど、様々な大きさと形状の物があるので、スポーツや筋トレ、風呂上りや手洗いなど多種多様なシーンで使えます。
注意点としては、滑りにくく摩擦力がある素材なので、髪や体を拭くときは擦らず、ポンポンと押さえて水分を吸収させるように拭きましょう。
冬の乾かないタオルも、これらのテクニックを取り入れるだけで、ストレスフリーになります。
ぜひ試してみて、さらに快適な冬のタオルライフを楽しんでくださいね。
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