【心理学的に】退屈な作業を楽しくする方法

この記事を読んで実践すると、

単調作業でも飽きなくなる
退屈な作業が楽しくなる
物事が長続きし、習慣化できる


このようなメリットが得られます。

そうなる理由と具体的な方法は、この後わかりやすく解説していきます。

日々の生活の中で、退屈な作業や単調な作業を行う機会は必ず発生します。

調理や掃除などの家事、筋トレやストレッチなどの運動、やる必要があるルーティーンや作業だけれど、毎日続けているとどうしても退屈になったり飽きたりしてしまうもの。

退屈な作業ほど、長い時間続けたり、回数や頻度を上げたほうが良いと頭ではわかっていても、つい時間を短くしたり、サボりがちになりますよね。

そこで今回は、退屈な作業や単調な作業を、楽しく長時間続けられるようになる科学的な方法をご紹介します。

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退屈な作業に関する実験

退屈な作業と集中力の関連を調査した実験で、

(出典:Tangential Immersion: Increasing Persistence in Boring Consumer Behaviors)

歯を好きなだけ磨くよう指示

風景動画か動物のドキュメンタリー、どちらかを見て貰う

という、退屈な作業に「集中力が不要な」風景動画か「思わず集中してしまう」面白い動物動画を組み合わせるという実験を行ったところ、「面白い動物動画」を観た参加者は、歯を磨く時間が平均30%も長くなったという結果が出ました。

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また、

参加者に簡単な運動をできるだけ長く続けるよう指示

①スクリーン上を移動する点を見ながら運動を行って貰う
②ゆったりした水中映像を観て貰う
③面白いストーリーを読んで貰う

という3つのグループに分けた実験でも、③の面白いストーリーを読んだグループは、他のグループより約10%長く運動を続けたという結果が出ました。

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退屈な作業を楽しくする方法

これらの実験から、ルーティーン作業が疎かになったり、退屈な作業が長続きしないのは、やる気やモチベーションが湧かないからではなく、その作業自体に集中力が必要なく、活動に没頭することができないからということが判明しました。

つまり、退屈だけれど、より長い時間行いたい習慣や行う必要がある作業をするときは、その作業とは別に「没頭(集中)できるものを組み合わせると良い」ということ。

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例えば、

面白いテレビや動画を見ながら行う
好きな音楽を聞きながら行う
オーディオブックで本の朗読を聞いて勉強しながら行う

など、自分の好きなモノ楽しめるモノを取り入れながら、様々なルーティーン作業や退屈になりがちな作業を行うと、今よりグッと楽しく継続できるようになるので、日常で実践してみてください。

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