【科学的な診断テスト】メンタル回復力を判断するテスト【高める方法も紹介】

あなたはストレスを感じたときに、ずっと落ち込むタイプですか? すぐ立ち直るタイプですか?

職場、家庭、ビジネスなど、どんな場面でもストレスを感じるタイミングは誰しもあります。

しかし、ストレスを受けてなかなか立ち直れない人もいれば、すぐに明るく元気に活動できる人もいます。

その違いはなぜ起きるのでしょうか?

また、メンタルをすぐに回復させて立ち直る方法はないのでしょうか?

そこで今回は、落ち込んだメンタルを回復させ、ストレスにしなやかに対処できるようになる「レジリエンス」の診断テストとレジリエンスを高める方法をご紹介します。

レジリエンスとは

レジリエンスとは、メンタルのダメージから回復する能力のこと。

人間は生きている限り、何かしらのストレスを受けることは避けられません。

ストレスから回復する手段がなければメンタルは落ちたままとなり、心だけでなく体にも悪影響を与えます。

ダメージを受けない強靭なメンタルを目指す方が多いですが、ストレスを感じない人間はいないので、ダメージを受けてもそこから速やかに回復する方法を知るほうが大切です。

レジリエンス診断テスト

レジリエンスを正しく評価する「マウントサイナイ レジリエンス スケール」(Development and initial validation of the Mount Sinai Resilience Scale.)であなたのレジリエンスレベルをチェックしましょう。

テストは全24問で、それぞれの文章について、

まったく当てはまらない→0点
ほとんどいつも当てはまる→4点

のように、0~4点で点数を付けてください。
(日本人向けにわかりやすくするため、実際のテストから文言の一部を変更しています)

自分の恐怖や問題に真っ向から立ち向かっている

自分や他人に対する否定的、または批判的な考えを積極的に変えるか、変えようと挑戦している

困難に対処する人間として、前例や模範となるよう努めている

困難な事態に直面したときに、友人、指導者、家族、教師などに、対処法のアドバイスを求めている

未来に希望を持とうと努力している

積極的に他人にサポートを求めている

自分の行った選択と行動は、「自分はこうありたい」という信念と一致している

人生における挑戦は、自己成長に繋がると自分に言い聞かせている

食べ物を選ぶとき、栄養価の高い物や健康的な物を選んでいる

十分な睡眠を取るために最善を尽くしている

ビジネスやコミュニティなど、自分の人生に意味と目的を与えてくれる活動に参加している

ストレスが多いときには、自分の感情や体の変化に気づき、それを理解するための時間を取っている

今すぐには変えられない難しい感情、状況、人間がいることを受け入れている

自分の人生観や精神性が、人生の様々な分野にプラスの影響を及ぼしている

ストレスの多い状況からメンタルを回復するために、何かしらの行動を積極的に実践している

困っている人達に対し、精神的、経済的、その他の支援や寄付をしている

他人を積極的にサポートしている

激しいネガティブ感情に対処するため、ネガティブ感情が湧いた瞬間に心を落ち着けるようにしている

自分自身や他人が、自分の価値観に合わないことをしても、許すように努めている

趣味や興味のあることに時間を使っている

新しい技術や興味のあることを学ぶために時間を使っている

運動するよう努力している

自然や芸術など、自分が圧倒されるものに触れる機会や感覚を持つようにしている

瞑想やイメージトレーニングなど、精神的なトレーニングを行っている

合計点が何点以上であればレジリエンスが高いという指標はありません。

定期的にチェックして、自分のレジリエンスレベルがどう変化しているか、定期健診のように診断してみてください。

レジリエンスを高める方法

レジリエンスを高める方法は、ズバり「診断テストで点数が低かったものを取り入れて実践すること」

上記診断テストは、レジリエンスを高める手法の一覧としても使えるので、自分が実践していなかった、点数が低かったものを積極的に取り入れて行うことで、レジリエンスを高めていくことができます。

「他人を積極的にサポートしている」の点数が低ければ、日常で他人をサポートするよう心がけてみる。
「運動するよう努力している」であれば、有酸素運動や筋トレを行ったり、スポーツのコミュニティに参加して「新しい技術や興味のあることを学ぶために時間を使っている」もプラスで点数を上げるように組み合わせてみるなど、実践してみてください。

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