まず結論をお伝えします。
瞑想の効果は、
ストレス軽減、集中力向上、感情の安定、自己理解の向上、睡眠改善
こうなる理由については、この後わかりやすく解説していきます。
あなたは瞑想にどんなイメージを持っていますか?
「スピリチュアルや宗教っぽくて奇妙なイメージ」
「どんな効果があるかわからないので、やったことはない」
など、ネガティブなイメージを持っていたり、よく分からないという方も多いでしょう。
しかし、「Google」では社員のストレス軽減や集中力向上の為に瞑想を社内プログラムとして導入し、「Apple」では定期的に瞑想セッションを提供、「NIKE」ではオフィス内に瞑想ができるリラックスルームを設置するなど。
大手有名企業でも、瞑想はストレス軽減や心の安定、脳内リフレッシュの一環として当たり前の習慣として導入されているんです。
今回は、そんな瞑想の効果と超初心者向けの瞑想法をご紹介します。
瞑想とは?
瞑想とは、心を静め、意識を特定の対象に集中させることで、精神的な平穏を得る手法。
呼吸や体に意識を向けるものや、湧いてくる思考や感情に意識を向けるものなど、様々な瞑想法があります。
瞑想のメリット
瞑想には様々な効果があり、仕事にもプライベートにも影響を与えるたくさんのメリットが受けられます。
1. ストレス軽減
定期的な瞑想はリラックス感を高め、心身の緊張を和らげ、ストレスホルモンを下げてくれます。
2. 集中力向上
注意力が改善され、集中力が高まることで、仕事や勉強の効率が上がります。
3. 感情の安定
感情の起伏が穏やかになり、冷静な対応がしやすくなります。
4. 自己理解の向上
自分自身を見つめ直す時間が増えるので、自己理解が深まり、内面的な成長が促されます。
5. 睡眠改善
リラクゼーション効果により睡眠の質が上がり、心が落ち着くので寝つきも良くなります。
瞑想の注意点
メリットの多い瞑想ですが、注意点もいくつかあります。
それを事前に知らずに行うと効果を十分に得られないので、注意点も知っておきましょう。
1. 継続が大事
瞑想の効果がすぐに出る人もいれば、数ヵ月かかる人もいます。
特に初期は効果を感じにくい場合もあり、「本当に効果があるの?」と投げ出して止めてしまう人もいます。
2.マイナス効果が出る人もいる
瞑想は現在の自分の心と体の状態に意識を向ける行為なので、人によっては逆に不安やストレスが増加する場合があります。
これらは、「瞑想で体感を得るには時間がかかる」と思って取り組み、デメリットに感じることが発生したらすぐ中止すれば問題にはなりませんが、予め覚えておくといいでしょう。
超初心者向け瞑想
自分の感情に意識を向ける瞑想や、言葉を発しながら行う瞑想など、瞑想には種類がたくさんありますが、今回は瞑想を行ったことがない初心者でも取り入れやすく、継続しやすい「呼吸瞑想」をご紹介します。
1.リラックスする
できるだけ静かな部屋や場所を選び、背筋を伸ばして椅子や床、地面に座りましょう。
2.目を閉じる
目をはっきり開けていると集中しづらいので、まぶたを細めて薄目にするか軽く閉じましょう。
3.呼吸に意識を向ける
鼻から息を吸い、口から息を吐くことに意識を向けましょう。
胸がいっぱいになるまでたくさん息を吸ったり、苦しくなるまで息を吐いたりはせず、「ゆっくりと鼻から息を吸って口から長く吐く」ことだけ考え、力まず呼吸に意識を向けるだけでOK。
このときに秒数を数えても、呼吸だけに注目しても、どちらでも問題ありません。
4.気が逸れたらゆっくりと意識を戻す
瞑想中に仕事やプライベートのこと、過去の記憶やネガティブな感情など、呼吸から意識が逸れる思考や感情が湧いたら、ゆっくりと呼吸に意識を戻しましょう。
長年瞑想を行っている人でも意識は逸れるものなので、逸れたからダメと思わず、悪くなった姿勢を良い姿勢に戻すような感覚で行いましょう。
これら1~4を好きな分数、好きなタイミングで行ってください。
何分以上やる、いつやるなどをキッチリ決めてしまうと、実践できなかったことにストレスを感じ、心が乱されてしまいます。
朝起きた直後、ランチの後、風呂の最中、寝る前など、気が向いたときに実践し、自分に合った瞑想時間とタイミング、場所などを見つけて習慣化してみてください。
他の瞑想を試してみたい方は、本やネットで別の瞑想法を学んで実践してみるのも良いでしょう。
瞑想を取り入れることで、心の健康を保ち、日常生活や仕事の質を向上させることができます。
最初は難しいかもしれませんが、続けることで多くのメリットを得られるので、日常の一コマとして取り入れてみてください。
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