布団叩きの正しいやり方は、
・布団の表面をなでるだけ
・叩くと生地や繊維を傷め、ダニアレルギーの原因になるので避ける
布団のダニやホコリを除去するには、
・布団クリーナーを使用する
・洗える布団を使う
・防ダニ加工の布団にする
晴れた日に外に干して、ダニも湿気も退治した布団。
取り込む時にどうしていますか?
中には手や布団叩きでパンパン叩いている方もいると思います。
ですが、実は布団を叩くメリットはほぼなく、デメリットだらけなのをご存知ですか?
今回は布団叩きの真実と、ダニや埃を落とす正しいやり方をお伝えします。
布団叩きの本当の使い方
布団を叩くとホコリが舞い上がるので、一見すると汚れが落ちているように見えます。
しかし、布団を叩くと表面に付いたホコリは落ちますが、中にあるホコリやダニは出てきません。
布団「叩き」という名前のせいで叩いてしまいがちですが、実は布団叩きは布団の表面をなでて、表面に付いたホコリや花粉などを払うもの。
もし叩くとしても、子供の背中を叩くように、優しくやるのが正しい使い方です。
布団を叩くデメリット
では、布団を叩くとどのようなデメリットが発生するのでしょうか。
実は布団を叩くと、布団の生地や中にある綿などの繊維が千切れ、布団を傷めます。
いくら叩いてもホコリがずっと出続けるのは、千切れた繊維などが舞っているだけ。
むしろ奥にあるホコリは取れず、布団の表面が傷んだり、中綿が固まったり寄ったりして、ふんわり感を失い劣化を早める原因になります。
また、ダニの死骸が細かく粉砕されることで、アレルギーの原因にもなります。
ダニやホコリの除去の仕方
布団の表面や中をキレイにするには、掃除機や布団クリーナーが最適。
一般的な掃除機も布団には使えますが、吸引力が強すぎて布団が吸い付いたり、雑菌やダニ除去用の紫外線ライトが付いていなかったりするので、布団クリーナーがおすすめです。
布団の奥にあるダニやホコリは、サッと掃除機を掛けただけでは取れないので、布団1枚につき2~3分かけるつもりで、ゆっくりと動かして吸い取りましょう。
掃除機を掛けるのが手間だと感じる方は、洗えたり防ダニ加工のされた布団に買い替えるのも一つの手です。
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